「今日が人生で最後の一日だったら、あなたは今日しようとしていることをしますか」
スタンフォードでの伝説のスピーチにて、ジョブスは日々の生活の中で鏡に向かってそう自身に問い、もし答えが「No」が続く日が多い場合、何かしらの変化が必要だと語った。
ジョブス自身 Apple, NeXT, Pixar, そして再びAppleで働く中で実践していたことであり、膵臓がんに犯され苦しみながらも亡くなる前日までAppleでの仕事を続けたそうです。
実際何かを変えないといけないと思っても、それに対する答えは簡単に見つかるものではないかもしれません。しかし、このように自身へ問い続けることによってジョブスの様に自分の望む人生に近づく助けになるのではないでしょうか。
「NO」が多い方へ
1. もし改めて選べるならば、今の仕事を再び選びますか。
または全く異なる道を選びますか。もしそうならばどのようの道ですか?その道が現状からの大きな変化(転職や、改めて学びの場に身を置く等)を必要としますか。もしくは現在の仕事の中に自分のしたいことを見い出せますか。
2. 何があなたを行動から遠ざけているのか
「もし絶対に失敗しないという保証があればあなたは何がしたいですか」
思いついたものがなんであれ、その思いついたものを実際行動に移せる人はあまり多くはないのではないでしょうか。その理由の一つに失敗するかもしれないという恐れがあります。
様々な分野で成功を収めてきた先人達ももちろんそういった恐れを感じた上で、それでも勇気を出し行動に移してきました。ジョブスの言ったように、いずれは遅かれ早かれ人生最後の日が来ます。最後に振り返ったときに思い出すのは行動を起こせず逃した機会の数々ではなく、勇気を出して選択したことでありたいです。
3. 理想の人生とは
「どこに住みたいか」「仕事をするならどこで何をしたいか」「休みはどれくらい欲しくて何をしたいか」…etc
そういった理想を考えながら、実情と照らし合わせた時、ギャップがない人はごくわずかだと思いますが、それを少しでも小さくするための選択をする際まずはその理想像を出来るだけ細かく把握しておく必要があります。
その際理想は多くてもいいですが、自分の中での優先順位を付けておくことをオススメします。
4. 現状から理想までのステップ
理想がわかれば次はそこにたどり着くまでのステップについて考えましょう。必要な資格を取る、知識、技能を身につけるなど。いつどこでそれが可能であるか現状とのすりあわせを行います。理想までの中間目標を設定し、1つ1つクリアして行きましょう。
5. 行動に移す
あなたを理想の人生へ近づけるためにできることが今あるかもしれません。それは些細なことかもしれません(仕事についてネットで調べる、電話をする、本を買う)。それが何であれ、今日して下さい。それがあなたを理想の人生へ1ステップ近づけます。
参考:https://www.inc.com/minda-zetlin/steve-jobs-asked-himself-one-question-every-day-you-should-too.html