生活習慣改善による脳の健全化抜きに慢性痛の解消は起こらない

3ヶ月以上続く慢性痛には症状部位の問題だけでなく大なり小なり脳機能の問題が絡んできます。

痛みというのは複雑な事象で、傷めた部位からの”nociception”(痛みの信号)が脳幹で調整された上で、大脳で”pain”「痛み」と認識されます。

なので、痛みの信号自体は実はそれほどの強くなかったとしても、脳幹でその情報が増幅されることで、脳には「堪え難い痛みや苦痛」となって認識されるということが珍しくありません。

そのようなことから、慢性痛に対しては痛みを発する部位のケアのみでなく、痛みの調節・受信を行う脳・神経へのアプローチも重要となります。オーツリーカイロでは神経組織の健全性を保つための基本となる適切な「刺激」「栄養」「酸素」「休息」の4要素が満たされているかを問診や検査を通して確認します。それらが満たされていない状態では、脳細胞が脆弱な状態が解消されにくいため、症状の改善の程度もどうしても限定されます。なので、そのような状態であると判断した場合は特に生活習慣の改善に力を入れます。

残念ながら、この生活習慣を軽視する人が多いのですが、人間の身体は至ってシンプルに出来ています。身体がデザインされているように使ってあげれば、基本的には健康になるようにできています。植物だって「日光」「栄養」「水」が成長に必要だということは小学生が習うことで、弱ってきたからといっていきなり薬をあげることはないでしょうし、「日光」が足りず弱ってる場合に必要以上に「栄養」と「水」を与えても回復しないですよね。同じように、人間の身体が弱ったり痛んだりした場合はどうでしょうか。適切な「刺激」「栄養」「酸素」「休息」抜きに神経も身体も回復しません。カイロプラクターはアジャストにより神経伝達の健全化を行うことで「刺激」面の改善を起こしますが、残りの「栄養」「酸素」「休息」は皆さんの日々の「食事」「運動」「睡眠」といった自助努力がとても重要になります。

各種鎮痛薬でごまかすことは自転車操業と同じで、蓄積したダメージによりいずれ破綻し、取り返しのつかない状態にも繋がります。ぜひとも、ご自身の身体が必要としているように、身体をいたわってあげて下さい。

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