ケース【16】小学校低学年男児 走り方の問題

お困りの問題:
お父さんによるとサッカーのプレー中に走り方がおかしいことに気づいたそうです。ガニ股で上を向いたように反り返り、全然進んでないように見えたとのこと。

来院期間:2ヶ月(6回)

所見と経過:
初回のお話では、本人が脚の長さが左右違うことに気づき、そのせいで走り方がおかしいのではないかと思い至り来院。

実際に確認してみると確かに右側が7mm程度短かったものの、それ以外に基本的な運動制御ができていないことがあったことから、それが主な原因ではないかと推測しました。全身の可動域に問題は見られなかったものの、背骨は8箇所の問題が見られ、座り姿勢も丸まった状態だったことから、「カイロプラクティックケアによる脊椎機能の改善」「姿勢指導」「運動制御指導」を行いました。座り姿勢の改善のために椅子や床において使える骨盤サポートもおすすめしたところ、その後早速購入され、本人も気に入って良く使っていたとのことです。

2ヶ月後の再検査前に久しぶりにお父さんが走り方をチェックしたところ、ビックリする程キレイな姿勢で走っていたとの報告をいただきました。背骨の問題箇所も2箇所と正常な範囲に落ち着いていました。再検査時に気づいた大きな変化としては、下の動画にあるように運動制御がかなり上手に行えていました。具体的には、初診時には腕の動きに合わせて上体全体がグネグネ、ぐらぐら動いていたのに対し、2ヶ月後には左手の動きの際はまだ動きが硬いものの全体的に安定し、腕の動きだけ分離できています。

考察:
お父さんによると、ゲームは小さい頃はしないような家庭環境とのことで、身体は充分に動かせているので、何が原因かは思い当たらないとのことでした。とはいえ、初診時の様子から、これまでの成長のどこかの段階で運動制御の発達が十分に行われてこなかったことが考えられます。

今回、正しい呼吸の仕方といった基本的なことと、アジャストを行ったことで、体幹の機能が向上し、四肢の動作の分離が可能になり運動の制御が上達しました。まだ動きにぎこちなさもありますが、おうちでのエクササイズを継続していくことで引き続き改善していくでしょう。

関連記事

  1. ケースレポート⑦ 50代女性 体のあちこちが痛い

  2. case: パーキンソン 

  3. ケースレポート⑧30代後半男性 首の痛み 1月前に発症

  4. ご感想2 「やっと本物のカイロに出会った」

  5. ご感想7 腰 椎間板ヘルニア、左太ももの痛み

  6. ケースレポート③ 20代前半男性 背中の痛み

PAGE TOP