和歌山大学の整形外科チームが行なった1,000人以上のレントゲン分析を用いた背骨の丸まり具合と、腰痛の有無、運動機能(握力、脚力、バランス感覚)の関係を調査した研究の結果、背骨の丸まりが大きいほど、腰痛リスクは高まり、3つ全ての運動機能が低下しているとのことでした。これは年齢や性別、BMIなどの要素を調整した上での結果なので、背骨が丸まっているのは高齢者が多いから運動機能が低下しているというわけではありません。
年齢、性別、BMI関係なく、背中が丸まっていること自体がリスク要因ということです。
ソファなどの座り姿勢が原因で10代でも背骨が丸まっていることは珍しくありません。
椎骨と呼ばれる背骨を構成する骨自体が変形していないようであれば充分改善は可能ですが対処が早いほど改善も早いです。できれば骨の変形が進行する40代より前に対処したいところです。
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