ケースレポート⑨ 70代後半女性 10年前リウマチ、昨年パーキンソン病と診断 1年前から膝と腰の痛みにお悩み

お困りの問題:1年前からの膝の痛み・腰痛

来院期間:2ヶ月 10回

経過と考察:

初回検査時にはパーキンソン病特有の振顫(ふるえ)と、とりわけ頸部の筋硬直、姿勢保持困難が見られました。脊椎関節の機能不全が8箇所で認められ、動作にも支障を見られました。

カイロプラクティックケアとお家でできるセルフケア(背骨周りや膝周りを中心に)の指導を行ないました。2ヶ月後の検査では主訴の膝の痛みは、立ちっぱなしや歩行を伴うと痛みはまだあるものの、夜間寝ている間にあった痛みは無くなったとのこと。腰痛もまだあるものの痛みの程度はマシにはなっているそうです。それ以外に、体勢を変える際の動作がスムーズになったことと、脊椎関節機能の改善と筋硬直の緩和による可動域(とりわけ首の進展と、肩関節)の改善が認められた(写真)。

首の伸展
左腕挙上
右腕挙上

動作の改善とともに負担が減り、普段のケアも行ってきているとのことから症状も徐々に改善していったのではないかと思います。今回のケースに限らず、パーキンソン病自体がカイロプラクティックで治るとは言いませんが、副次的な問題(痛み、姿勢の問題、動作の不具合など)に関しては十分に改善できうるものだと思います。ただし、まだ元の状態に戻りやすい状態なので、引き続きのケア(アクティブ、パッシブ共に)が重要です。

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