お困りの問題:車との接触事故に起因する首の痛み、頭痛、めまい
来院期間:2ヶ月 6回
所見と経過:事故後1ヶ月以上経っての来院。それまでに整形外科、脳神経外科、耳鼻科に受診済み。 CTスキャンによる頭部外傷による出血や、髄液漏れの可能性は排除済み。
初回の検査では、脊椎関節機能不全が9ヶ所見られました。初回からアジャストメントと姿勢の指導を行いました。それから2週間後4回目のケアで70%程度の症状改善の報告。2ヶ月後6回目のケア前の再検査時には前日に腰を痛めたとのことで、腰の可動域は低減していたものの、症状は完全に無くなったとのことと、下記写真であるように頸椎の可動域の大きな改善が確認されました。
考察:毎回頸椎と胸椎を中心にアジャストしてきましたが、年齢が若く、状態がそこまで慢性化してなかったことから、想定していたよりも早い改善が見られました。事故による損傷起因のサブラクセーションが原因だったと思いますが、MRIやCTでは確認できないことから一般的には原因不明で経過観察が多い問題だと思います。病院で原因不明と言われる症状にお悩みの方は一度お越しいただければ幸いです。