高校球児の時から腰痛や肘、その他部位の頻発する故障にお悩みで来院。
来院期間:3ヶ月(8回)
所見と経過:
初回検査では腰椎から下部仙腸関節を中心に11箇所の脊椎関節機能不全を確認。
不良姿勢と併せて、頚部側屈および伸展、体幹回旋等の可動域の低下が顕著でした。
アジャスト(施術)と併せて、姿勢改善、筋肉のバランス改善のための姿勢・運動指導を行いました。
8回目来院時の再検査では、姿勢や背骨のセルフケアなどは定着しており、腰痛は解消しているとのことでした。右肘の違和感は残っているものの、脊椎関節機能不全は2箇所に減少、筋肉の緊張も全体的に緩和していました。
それに伴って下の写真のように、首周りの可動域だけでなく、腰の回旋や身体全体の動きの改善が確認されました。
所感:
背骨はまさに身体にとっての大黒柱です。身体の中心を通り全体を支えつつ、24個の椎骨からなる関節が適切に稼働することにより大小、微妙な動作のコントロールが可能となっています。背骨の動きが低下することで必要な動きが阻害され、筋肉に無理な負荷が掛かることで故障のリスクが上昇します。怪我の予防のためにも背骨のケアをお勧めします。