baby_led_weaning

先日友人から赤ちゃんの離乳についての相談を受けました。

どのタイミングで、どのように?母乳はいつまで続けたらいいの?といった内容。

今回は従来のものとは異なる方法ですが、離乳についてのお話をしたいと思います。

その方法とは、Baby-led weaning(赤ちゃん主導の離乳)(以後BLW)と呼ばれるものです。従来の離乳では生後6ヶ月頃(生後6ヶ月で赤ちゃんの消化器はミルク以外のものを消化できる程度に発達しています。)に野菜や果物をピューレにしたものを、親がある程度のタイミングを見計らって与えます。しかし、BLWにおいては、ピューレではなく、指でつまめる程度の大きさの野菜や果物を家族が食事している間、赤ちゃんの前にも用意してあげます(お皿は使わず、直接ベビーチェアのトレーやテーブルの上に)。

Vegetable-Finger-Food

赤ちゃんは本能の赴くままに興味がそそられるものを口に運びます。最初の方は食べるというよりは遊んでいるという感覚で見守って上げて下さい。(食べ物で遊んじゃダメ!!というのはもう少し大きくなってから教えて上げて下さい。)

目に付いた、興味がそそられるものに手を伸ばし、掴み、口に運び、口の中では様々な食感、味を覚え、舌で遊び、咀嚼を覚える。赤ちゃんの脳はどんどん発達していきます。

従来の方法と違い、自分の好きなタイミングで好きな物を、好きな量だけ食べる。大人なら許されませんが、赤ちゃんは許されます。そんなやり方じゃ好き嫌いの多い子供に育つんじゃないの?と心配する方もいるかもしれませんが、大人だって、好きじゃないものを無理矢理口に突っ込まれたら余計嫌いになると思いませんか?

好き嫌いがないように育つために大事な事は周りの大人が楽しそうに好き嫌いなく食べることだと思います。大人が好き嫌いを見せると、それを見て育つ子供がそうなっても当然じゃないでしょうか。

もう1つ、食べ物を喉に詰まらせないか心配に思う人がいるかもしれませんが、基本的に十分咀嚼されていないものが喉の奥にいくと、咽頭反射(大人でも、のどち×こに指で触ったら起こります)というものが働いて吐き出すようになっています。(しかしオススメしない食べ物もありますので、下記をご覧下さい。)

BLWの注意点をいくつか

  • 始めるのは赤ちゃんが椅子にまっすぐ座れるようになってから。
  • 赤ちゃんが疲れてない時に。
  • よごれてもいい格好で。
  • 小さくて丸い食べ物は避ける(ブドウやプチトマトなどは喉に詰まらせる恐れがあります)。
  • 固い野菜などは熱を通す事で柔らかくする。
  • 少量のぬるめの水を小さいカップで用意しておく。(赤ちゃんが自分で飲めるように)
  • 始めの頃はアレルギーを起こしやすいものは与えない(牛乳、ナッツ類、卵等)

BLWを始めた後も、赤ちゃんのメインの栄養源はミルクですが、食べ物の量が増えていくにつれ、ミルクの量は減っていきます。一日の最初と最後のミルクは赤ちゃんを安心させるので、減らすのは日中のミルクからが良いそうです。ちなみにに母乳をいつまでにやめないといけないということは特にありません、1歳でも2歳でも赤ちゃんが欲しがって、お母さんの根気が続くようでしたらどうぞ。

下の動画はBLWを実際に行っているものを録画したものです。この他にも英語ですが、Baby-led weaningでyoutubeで検索すれば出て来るので興味がある方はどうぞ。





参考:

http://articles.mercola.com/sites/articles/archive/2013/03/06/baby-led-weaning.aspx

http://www.babyledweaning.com/blw-recipes/