「お口ぽかん」に気を付けよう

皆さんの周りに気を抜くと口がぽかんと開いている方はいませんか?

日本で行われたある調査では3歳で20%程度、成長するにつれ割合が増え続け8歳で30%程度、12歳で40%近くの方が「お口ぽかん」の様相を呈しているという結果を出しています(1)。これの意味するところとしては、ほっておいても自然に治るものではない可能性が高いということです。


そして、この「お口ぽかん」が身体に数多くの悪影響を及ぼす可能性が高いということが近年注目されています。代表的なものとしてアデノイド顔貌と呼ばれる特徴的な顔つきになってしまうことがあります。併せて歯並びへの悪影響も心配されており、慢性的に口が開きっぱなしになるだけで後々へ大きな影響を及ぼしてしまう可能性があります。


「お口ぽかん」になってしまう原因はいくつもありますが、うちの子どもは1歳半過ぎくらいから風邪を原因として慢性的に鼻が詰まっていたことから口呼吸になり、それが一時期癖づいていたことがありました。鼻詰まりが解消した後に意識的に「『ん』のお口しようね」と両親で声がけを続けることで少しずつ解消してきました。

その他にも長時間の悪い姿勢で座りっぱなしになることや、テレビの視聴を続けることで受動的な脳の働きしか起こらず口が開いてしまうといったことも考えられます。


極端に何でも制限をする必要はありませんが、お子さんも親御さんもストレスにならない程度に普段の過ごし方に関して小さいうちから気に掛けてあげてください。

参照:
(1)Emi Inada et al. Factors related to mouth-breathing syndrome and the infuluence of an incompetent lip seal on facial soft tissue form in children. Pediatric Dental J. 2021 April, Pages 1-10

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