脳

パーキンソン病について

「パーキンソン病」というものをご存じでしょうか。脳の中でも中脳と呼ばれる部位の更に「黒質」と呼ばれる部位に異常が起こり神経細胞が減ることでドーパミンと呼ばれる神経伝達物質の量が低下することで「ふるえ」「固縮」「姿勢の問題」などを主とした、全身症状・精神症状を呈します。日本における有病率は10万人に100人~150人(1000人に1~1.5人)と言われています。

現在根本的な治療法は確立しておらず薬による対症療法がメインとなっています。しかし、薬には必ず副作用があり、個人個人にどの薬が合うのかは実際飲んでみないとわからない、合ったら合ったで今度は身体が薬に慣れることから量を増やしたり別の薬に変えたり。そして1つの薬がパーキンソンの全身症状の全てをカバーする訳ではないので、必要に応じて薬の種類は増え、それぞれの薬の副作用に対する薬を処方され。。。といったサイクルに陥ることになりえます。

根本的な治療法がない以上大事なことは予防です。
そしてパーキンソンの予防はパーキンソンだけに対して行うものではありません。数多くの生活習慣病の予防、そして普段の生活・仕事・スポーツでのパフォーマンスの向上につながります。

まず普段から言っているウェルネスの為の三原則

  • Eat well 正しく食べ
  • Move well 良く動き
  • Think well 健やかに考える

その上で神経を初め体に害のあるものをできるだけ入れない(殺虫剤などに含まれる化学物質、重金属、人工甘味料、サプリ等による過剰な鉄分・マグネシウム)。太陽にあたってビタミンDを生成することも重要だと言われています。

当オフィスにもパーキンソン病と診断された方が何名かいらっしゃいます。その中の一人のケースを紹介します。

Aさんのケース

現在60代前半。2009年にパーキンソン病と診断、2012年から背中が丸まり始め1年半後には上半身が地面と水平に。姿勢による腰痛に悩まれいらっしゃいました。

一番最初に来られた頃の写真は残念ながらないのですが、下の写真は月に1回のケアを行い3回目、2か月程のもので、少し上体が上がってきました。写真は上下共に身体を自力で伸展(背筋を伸ばした状態)させた状態です。

ケア開始2カ月

下の写真は6回目のケアおよそ5ヶ月目の状態です。

ケア開始5ヶ月

ケアの内容としては、背骨をメインにカイロプラクティックのアジャストメント(施術)を行い、自宅でできるトレーニングの指導を行っています。

まだまだこの姿勢を常に保てる訳ではなく、調子が良い時は自力でこの姿勢まで持って行けるようになりましたが、基本的には腰が曲がった状態なので、今後はこの状態をもっと高頻度で長時間保ち、この姿勢を保ったまま移動が可能になることを目標としています。

カイロプラクティックは何か特定の病気に対してアプローチするものではありませんが、身体が本来持つ機能を発揮する手伝いをすることで、より良い人生を送る手助けとなれればと思います。