機械を長く使う為にはこまめなメンテナンスが必要なように、身体を長く健康な状態を保つ為には元気なうちからのケアが重要です。

一概に身体のケアと言っても様々なものがありますが、大きく分けると2種類になります。

それがアクティブケア(active care)パッシブケア(passive care)です。

アクティブケアとは主体的な身体のケアを指し、自分で行う適切な運動、ストレッチ、休息を取る事などを指します。

パッシブケアとは受動的な身体のケアを指し、カイロプラクターによるのケアはパッシブケアに当たり身体へのインパクトは大きいですが、それだけで健康を保てるわけではありません。

何故なら現代人の多くが、身体のデザインに沿った使い方をしていないからです。

毎日をどのように過ごしていますか?

朝ベッドから起き上がり、トイレに行き、食卓に付きテレビを見ながら朝食を取り、車(電車)に乗って通勤、昼食や短時間の休憩以外はパソコンに向かって仕事、終わったらまた車(電車)に乗って帰宅、疲れた身体を癒す為にお風呂に入り、食卓に付きテレビを見ながら夕食、そのまま就寝までソファや椅子に座ってリラックスして過ごす。

ほとんど一日中座って過ごしていませんか?

多くの人間がこのような生活を始めて50年やそこらしか経っていませんが、それは人類誕生20万年の歴史を1日に置き換えると20秒程度の長さです。その短時間での急激なライフスタイルの変化は、今までに人類が経験した事のない様々な弊害を引き起こし多くの現代病(生活習慣病)と呼ばれる問題に繋がっています。

人間だって動物です。身体は動かしてなんぼなようにデザインされています。あらゆる現代病(生活習慣病)のリスクを減らすためには身体を動かすことは不可欠です。

アクティブかパッシブかどちらが大事かと問われた時、カイロプラクターとしてはパッシブケアであるカイロプラクティックケアの方が大事だと言いたいところですが、あえて言いましょう。

動物である人間が健康に生きる為に絶対欠かせないのはアクティブケアです。

ぼく自身が行なっているアクティブケアといえば一般的なストレッチやランニング等もありますが、日常生活ではできるだけ座りっぱなしにならないように気をつけています。高知では基本移動が車なので歩くことが少ないですし、仕事中もあまりオフィスから出ることがありません。なので、スタンディングデスクと呼ばれる立ちっぱなしで仕事ができるスタイルを採用し、背骨への負担を減らし代謝が上がるよう心がけています。

座りっぱなしの害に関してはこちら

スタンディングデスク 小さい方の椅子が一般的な高さのもので、左がバーチェア立ちっぱなしがしんどくなった時に使いますが、パソコンを使うときは基本立ったままです。

将来を見据えた選択を

正しく身体を動かし、さらなる健康増進を追求する上でのウェルネスケアとしてのカイロプラクティックの選択。または身体の問題によりいきなりのアクティブケアが困難な場合に、パッシブケアから始め、少しずつアクティブケアの割合を増やしていくという方法もあります。

加速度的にテクノロジーが進歩していく上で、今後も生活はどんどん楽になるでしょう。その分、意識的に他で身体に負担を掛けなければ人間の身体は衰える一方になります。

短期的な物事の「楽さ」だけでなく、長期的な目で物事を見て選択する必要があります。

これからの世の中、人生90年は至って普通です。結婚、子育て、仕事、趣味とハードな20代から60代の皆さん、残りの20年、30年を「余生」ではなくアクティブで有意義に過ごす為に、今から身体のケアを始めることをオススメします。